もう3月ですね!
いやぁ〜早い。
そんな当たり障りない挨拶から今回もはじめますよ。
3月はまぁ卒業シーズンですな!
僕の中で一番想い出に残ってるのはやっぱり専門学校の卒業かな。
小学校、中学校はまぁ普通でした。
高校に至っては、卒業式に出た記憶さえない (笑)
いや、たぶん出てるんですよ!
ただ記憶にないんですよね。
そんな中、見事1位にランクインした専門学校卒業。
まぁなんですか、初めてやりたい事をみつけて頑張った2年間からの卒業やったからでしょうな。
そんな専門学校時代、自分で言うのもなんですが、まぁ無茶苦茶してました (笑)
入学式でできた地方出身者の友達と、その日にアメリカ村行って、知らん人と僕がケンカはじめて、その友達にドン引きされたり(笑)
先生や先輩によくケンカふっかけたりしてたなぁ。
ほんま毎日楽しければそれでいいと思ってました(笑)
そんな僕を変えてくれた先生がこの学校にはたくさんいました。
技術面でお世話になった先生、精神面ですごくお世話になり、僕をプラス思考にしてくれた先生、そして、、、
この方がいたから今の自分がある、僕にとっては第2の母親みたいな人、山田いづみ先生。
今日はその山田先生の授業のお話。
彼女はダンサーで、ボーカルではありません。
なので先生、歌は歌えません。
ってか下手(笑)
なので、歌がうまくなりたくて専門学校に入った僕にとって、彼女の授業はなかなか衝撃的でした。
授業名は「ステージング」。
どう観られるか、どう表現したいか、みたいな授業ですね。
19、20歳の若者にしたら、恥ずかしげもなく教室で振り付けしたり体を使って表現するって言うのはなかなか難しいものです。
一授業で20人くらいの生徒が、入れ代わり立ち代わり歌っていくんですが、今考えるとちょっと規模のでかいカラオケ大会ですね (汗)
それでも先生は、それを否定することなく、今考えると、若者の「勢い」を活かしてくれてたんだと思います。
そんな授業の中でも、すごく想い出に残ってるのが、「山田ゼミ」、通称「山ゼミ」。
自分達で 0 からイベントを作ろうと言うゼミです。
おそらく、この「山ゼミ」がはじまったのが僕達の学年から。
なので最初は、本当に手探りな毎日でした。
5〜10人くらいで、約30分程のライブを作る。
その30分のライブが4組くらいあって、その4組で一つのイベントを作る。
だから、今までのように自分が好きな曲を歌って「はい、おしまい。」ってワケにはいかない。
誰かと組んで歌ったり、誰かのコーラスをしたり、衣装考えたり、曲と曲の繋ぎ目で MC をしたり、、、。
好きな曲を歌いたいだけ歌ってた自分には、全てが初めての経験でした。
そして、1〜2ヶ月程の練習を経て、専門学校の小さなホールで発表をするんですが、そこで PAさん、照明さん、企画の生徒さん達が絡んできます。
そこで、「ライブをするって、こんなにたくさんの人が携わってるんだ」って事を知ります。
「自分一人でライブができるワケじゃない。」
「たくさんの人達の助けがあって、自分はここで歌えるんだ!」
って知るんです。
すごくいい経験をさせてもらったなぁって思います。
今の僕の基盤は確実にここにあります。
僕は卒業後も、アシスタント →非常勤講師 として、この山田先生の授業に携わり、そこでたくさんの生徒に出逢いました。
毎年、この「山ゼミ」をするんですが、どの年の生徒もみんな四苦八苦しながらこのイベントを成功させてきました。
その姿が、すごく輝いてたんですよね。
あの気持ちって、忘れたらアカンものやと今も思います。
今年も、その山ゼミライブがあったみたいです。
その熱い想いを忘れないで卒業してって欲しいなぁ、、、とオジサンは思っとります。
久しぶりに山田先生に会いたいなぁ。
お返事
めぐみさん
いやぁ〜良いイベントでしたよ(^^)
またやりたいです ♪