2015年1月16日金曜日

昔の話 . . . (専門学校時代編)

ふと、昔の話を思い出したので、何編かに分けてお話ししたいと思います。

と言う事で、第一話は . . .

「専門学校時代」


僕の音楽人生、今までを振り返ると大きく3つに分けることができます。

1. ちょっと荒んでた時期
2. 調子乗ってた時期
3. 落ち着いた時期  ← 今ココ

今日はそんな「ちょっと荒んでた時期」のお話。

と言っても、夜中に学校潜り込んで、校舎の窓ガラス割ったり、盗んだバイクで走り出したりするような人間ではございません。
何処にでもいる普通の子供でした。
悪さと言えば、たまにケンカする、夜中に家抜け出して、友達と遊んだりするくらいの、ほんと何処にでもいる子供でした。
ただ、すごく冷めた十代だったと思います。
生意気でしょ (笑)

でもなんだろ、その時は全然そんな気でいたワケじゃないんですけど、今になって「あぁ、冷めた人間やったなぁ」って思います。
友達といても、心から楽しんでないと言うか、テンションは高いんですけど、何処か一歩ひいてるみたいな感じ。
きっとそれがかっこいいと思ってたんです(笑)

あぁ、でもよくキレてました (笑)

そう!
特に専門学校一年生の時が一番よくキレてましたね (笑)
いつも何かきっかけがあったらキレてました。
今思えば、キレたかったんだと思います。

基本、僕すごくネガティブな人間なんです。
いつも不安があったと言うか、自分に自信の持てない人間で、めちゃめちゃ周りの目が気になる人でした。
それも悪い意味で。

だから、明確な何かはないんですが、何かにキレて、それで心の中のモヤモヤを消したかったんでしょうね。

みんなそんな時期あると思います。
僕のその時期が、高校から専門学校くらいまでだっただけです。


そんな18歳。
音楽の専門学校に行くことになります。

この専門学校、ボイトレや歌の授業、理論やステージングといった必須科目の他に、選択科目というのがあるんですね。
そこでゴスペルに出会うのですが、今日はまた別のお話。

「SLF」(?)やったかな?
ちょっと授業名忘れてしまいました (笑)

授業名の意味は . . .
See = 見る (視る)
Lisson = 聞く
Feel = 感じる

選択科目を決める際、「五感を鍛える授業」と言う説明をうけたので、「音楽には必要な訓練だ」と思い、授業を受ける事にしました。

そして、授業当日。
授業が始まって、講師の方の説明を聞いてビックリ!
なんとコミュニケーションの授業でした。
音楽の専門学校で、五感を鍛える = 耳を鍛えられる! と言う僕の考えは見事に覆えされました。

でもこの授業が、僕のこれからの人生に大きな変化をもたらします。

「コミュニケーション」

人とのコミュニケーション . . . . . 1対1のコミュニケーション、大勢でのコミュニケーション、といろいろありますが、この授業、自分自身とのコミュニケーションをする授業なんです。

つまり、人とのコミュニケーションによって、自分自身を知っていこうって授業。

授業の最初は毎回、みんなで大きな輪の形にイスを並べて座ります。
そして、自分の一週間の出来事を話していくんですね。
これが最初はなかなか難しい。

何気なく生きてるつもりでも、毎日絶対に何かは起きてます。
それを意識するだけで、話す事って意外とあるんですよね!

他にも、1対1で向かい合って、相手の良い所だけを言う。
とか、
相手の話を否定せず、うなずくだけとか。

その中でも、僕が今でも大事にしているのが、「ジョハリの4つの窓」と言う自己分析法。

簡単に言うと、自分には4つの心の窓があって、人とのコミュニケーションによって己を知る、みたいなことです。

気になる方は直接説明します!

それと、減点法から加点法に考え方を変えたり、たくさんの自分との対話の仕方を学びました。
そして僕はこの授業のおかげで、専門学校を卒業する頃には、ポジティブ人間になってました (笑)
もうすぐキレたり、ネガティブな考えをすることが無くなり、冷めた人間から、逆に熱血音楽男に生まれ変わりました。

どれくらい変わったかって言うと、入学してきた頃の僕と、卒業する頃の僕が別人過ぎて、卒業式で優秀賞をもらったくらい変わりました (笑)

僕をここまで変えてくれたこの授業、そして講師の里先生には本当に感謝してます。


人生の分岐点が、僕にはいくつかあるのですが、この授業との出会いが、確実に僕の人生を変え、そして今の僕を活かしてくれています。


次回は何の話しよっかな ♪

今日はこの辺で。

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