今日は、前回に引き続き、僕のちょっと昔の話を。
専門学校卒業後、僕は ソウルバンドのツインボーカルの一人として活動していました。
そこのメンバーは全員年上で、ここで僕は Soul Music と言う物をたくさん知るワケです。
まぁでも、今だから言えるんですが、、、あまり楽しくなかったですね (笑)
毎週日曜日に集まって、スタジオリハをするのですが、あの当時それがイヤでイヤでしょうがなかったです。
週末になる度、憂鬱になってましたね。
なんでしょ、、、みんな年上の人達ばかりだったので、変に気を使ってたり、話を合わせようと必死やったんやと思います。
それがかなり無理してて、しんどかったんでしょうね。
もちろんみんないい人達でしたし、僕が勝手にしんどくなってただけなんですけどね!
それでもやっぱりライブは楽しかったんですよね。
それでなかなか「辞める」って言えなかったです。
でも今は、やってて良かったと思います。
ここで培った知識や経験はすごく活かされてます!
歌い方の変な癖がついたのもこの時期で、今それを修正する作業で苦労はしてますが . . . (笑)
何よりあの頃、僕の周りでそんなバンドを組んでる人がいなかったので、すごく誇らしかった。
前回ブログで、僕は卒業式で優秀賞いただいたと話ましたが、そもそも僕は在学中、先生方に結構な迷惑かけてたみたいです (笑)
それがおそらく、2年生のはじめ頃から変わったんだと思うのですが、自分の中でそのきっかけがハッキリとあるんです。
ステージングと言う授業があったんですが、自分で歌いたい曲を用意して、先生と同級生の前で披露すると言うモノです。
2年生になった僕はある日、ボーカルコースの友達に、ある曲のギターを弾いて欲しいと頼みました。
快く承諾してくれた友達と、そのステージングの授業で、みんなの前でその曲を披露する事になりました。
. . . . . まぁひどかったですね (笑)
その友達も緊張でうまくギターが弾けなかったのですが、僕がそりゃもうひどかった。
それがショックで、かなり凹みました。
そしてかなりムカつきました。
何にムカついたか . . . . . うまく歌えなかった自分、そして何より、自分がうまく歌えなかったのを、ギターを弾いてくれた友達のせいにしようとしている自分にめちゃめちゃムカついたんです。
その友達は、授業終わりに僕に謝ってくれました。
それに笑顔で「全然大丈夫やで!」ってなんで返してあげれなかったのか。
その日以来、人前で歌うのが怖くなりました。
ステージングの授業では、先生に無理言って、授業終わってみんなが帰ってから一人で歌ったりしてました。
僕の同級生は歌うまい人がいっぱいいたんです。
僕のブログに出てくる人で言うと、おなじみトイロイトの稲葉くん、いつも大阪でコーラスしてくれるエリカちゃん、それにハレルヤシスターズのまやちゃん . . . etc
僕にとっては雲の上の存在でした。
「いつかあの人達と対等に歌えるようになりたい。」
その頃から、僕は毎日朝一で学校に行き、授業始まる前にスタジオでボイトレ。
授業終わりにスタジオ籠って自主練。
たぶん2年生になってから、一番学校のスタジオ利用したんちゃうかな。
2年生になってから、周りはクラブで歌ったり、バンド組んでる友達はライブハウスで歌ったりしてましたが、僕はひたすらスタジオ籠って練習してました。
超根暗なヤツです (笑)
それが評価されて、優秀賞に繋がったんじゃないかと、僕は勝手に思ってます (笑)
卒業後、歌の仕事をいただくようになりました。
当時はゴスペルがブームだったので、ゴスペルの仕事が多かったです。
そんな時、稲葉くんやエリカちゃん、まやちゃんに依頼するワケです。
雲の上の存在だった彼らに仕事を依頼して、知らぬ間に僕は、彼らと一緒のステージで歌えるようになっていました。
それはそれは嬉しかったですねぇ!
そこにきてのソウルバンド。
しかも誘ってくれたのは当時学校の講師だった人。
そりゃ調子乗りますわな!(笑)
もう天狗です!
もう僕の鼻は伸びに伸びきってましたね (笑)
この頃に出会った人、ほんまに僕の印象最悪やったと思います。
まぁ〜生意気やったでしょうね (汗)
それが自分では無意識やったからタチが悪い!
トミーにも言われました、「なおきさん最初の印象最悪やった」って !(笑)
たくさんの僕と出逢ってくれた方々、ほんと生意気で、申し訳なかったです!
そして、そんな僕と今でも付き合ってくれてる大事な友達、先輩方や後輩達、ほんま感謝です!!
さぁ、そんな調子乗り期、しばらく続きます! (笑)
upright として活動始めるのは、そんな時期が少し落ち着いた頃からです。
upright として活動するきっかけは、アメリカにホームステイして帰ってきてからになります。
その話は昔ブログで書いたので省きます。
そんな僕が一人暮らしをはじめ、ある日、上京するきっかけになる事件が起こります。
それはまた次回に。
それではまた (^^)
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